なぜデキる女性は嫌われるのか。オス化女子がとるべき行動

なぜデキる女性は嫌われるのか。理由と私たちオス化女子がとるべき行動 仕事


「なんか私、みんなから距離置かれてない?」そんなモヤッとした経験、ありませんか?

実はそれ、「デキる女性」だからこそ抱える違和感かも。頑張ってるのに嫌われるなんて理不尽!でもそこには、ちゃんとカラクリがあるんです。

今日はその理由を探りつつ、どうやってオス化女子がサバイブしていけばいいのか、一緒に考えていきましょう。

「女性はこうあるべき」の呪い

アメリカで行われたちょっと面白い研究があります。

64個の人間的特性を並べて「これ、男性にとって望ましい?女性にとって望ましい?」と9段階評価で聞いたんですね。

アンケートに答える様子


すると…はい、出ました。世の中に潜む“暗黙のルール”。

例えば、

男性に望ましいけど、女性には望ましくない特性
競争的・積極的・野心的・説得力・リーダーシップ・自立・キャリア志向 etc.
女性に望ましいけど、男性には望ましくない特性
謙虚・協力的・良い聞き役・気遣い・子供への関心 etc.

要するに、人はなんだかんだ言って「男はガンガン前て、女はニコニコ聞き役でいる」のような性質を期待しているってことです。

参考:ギンカ・トーゲル『女性が管理職になったら読む本 ー「キャリア」と「自分らしさ」を両立させる方法』日本経済新聞出版

デキる女性=無意識に嫌われるメカニズム

デキる女性のイメージ


ここで、いわゆる“デキる女性”を想像すると、このようなイメージがありますよね。

  • 成果を出すことに貪欲
  • 会議で物怖じせず発言する
  • みんなを引っ張っていく存在
  • 長時間働いてもへっちゃら
  • 同期に負けたくないという気概

はい、これ全部さっきの「男性に望ましいけど女性には望ましくない」特性にドンピシャ。

これが、デキる女性に対して反発が起こるメカニズムです!人の脳内にある「女性はこうあるべき」像に反していることが、反発を抱かせちゃう。それも、無意識のうちにです。

オス化女子のサバイブ術

じゃあどうするか?過去に出会った「仕事がデキるのに嫌われない女性上司」たちの共通点から、サバイブ術をまとめてみました。

あえて抑えるテク

やりすぎると反発をくらうので、“抑える演技”をあえて入れるんです。

  • 発言する時はちょっと柔らかい口調で
  • 「勉強不足ですが〜」など枕詞を添える
  • 高い目標はアピールせず、静かに遂行

この“できるけど控える余裕”って、カッコよくないですか?

言い方を変える

同じ内容でも、みんなが期待してる「女性的な特性」を持った言い方に変えるだけで、かなり印象が違います。

例えば、「この仕事に挑戦したい」だと野心むき出し。

一方、「組織に貢献したい」「チームのためにやりたい」だと協力的に聞こえる。

言いたいことは同じなのに、これなら反発も起きずに平和に事が進むってこと。まさに言葉のマジックですね。

キャラを切り替える

シーンによってON/OFFを切り替えるのも有効です。

ある先輩は仕事モードだとすごく厳しいのに、休憩中はお菓子配って雑談してまるで“お母さんキャラ”。そのギャップにみんなメロメロで、信頼度MAXでした。

こんな風に切り替えて、うまくバランスをとっていたんですね。

まとめ:持ち味を活かせ!

「女性はこうあるべき」という呪いは、いまだに社会に残ってます。

でもそれは逆に言えば、“女性ならではの強み”ってこと。

無理して男性のように振る舞おうとせず、バランスよくスイッチ切り替えながら、自分らしい振る舞い方を見つけられたら最強ですよね。

あなたはどう感じましたか?普段の言動を思い返してみてくださいね。