インド人が「ありがとう」を言わない理由に学ぶ!オス化女子が今日から真似したいマインド3選

インド人が「ありがとう」を言わない理由に学ぶ!オス化女子が今日から真似したいマインド3選 ゆるむ練習

インドに関する本をいくつか読んで、インド人の魅力にどっぷりハマってしまいました。なぜかというと、現代の日本人とはまるで違った考え方で生きているからです。

例えば、インド人は「ありがとう」をいう習慣がありません。その理由を知れば知るほど、その考え方が素晴らしく、特にわたしのようなオス化女子にとっては学ぶべきことが多々あるなあ…と内省するばかりです。

今回は、そんな素晴らしいインド式マインドの中から、わたしたちの心がフッと軽くなる内容を3つシェアします!

まず、インドってどんな所?

インドの街並み


インド人の素晴らしいマインドは、その生活環境に起因しているようです。

インドは、1年の中でも10℃以下から40℃以上の気温差のある過酷な気候です。

加えて綺麗な水や電気が整っていない所も多く、病院が足りないので、病気になったらいつ死ぬかわからない状況。設備がない中での出産はとても大変なことで、母子共に健康だったら奇跡だと言われています。

人口も多く、民族も価値観も言葉も違う人々が暮らすインドでは、コミュニケーションをとるのも日々体当たりです。

そんな背景知識を理解した上で、インド人の素晴らしいマインドについてさっそく触れていきましょう!

「ありがとう」を言わない

まず衝撃を受けたのが、インド人は「ありがとう」を言う習慣がほとんど無いのだそうです。

上記のような過酷な環境のインドでは、1人で生きていくなんて到底無理!誰かが困っていたら当然のように助けるし、同じように自分が困っていたら当然助けてもらう。そこにためらいや遠慮はありません。

そのため、何かやってもらったことに対して、いちいち挨拶なんていらないと思っているのです。だから「ありがとう」を言う習慣がほとんどありません。同じ理由で迷惑をかけて「ごめんね」も言いません。困った時はいつだってお互いさまだからです。

むしろ、そんな風に迷惑をかけ合えるような人間関係を築くことが大事だと思っているのだそうです。

…なんて素敵な考え方なのでしょう。

それに対して、少し前の自分ときたら、職場では「自分の仕事は自分でやる!ちょっとくらい大変でも1人でできる!」と、なんて力が入っていたことか…。自分に対してそんな風だったから、他人にも厳しく接していたのではないかな、と今となっては思うのです。

あなたはどうでしょうか?

これからはもっと力を抜いて、人に迷惑をかけることを自分に許してあげたいですね。自分がそう思っていることで、他人の迷惑も許せて、人に優しくなれるのかなと思いました。

※もちろん、この日本においては「ありがとう」は大事なコミュニケーションです。

将来の不安が無い


インド人は、将来の不安や、老後の備えなどについてはあまり考えていません。なぜなら、圧倒的に今できることに集中しているからです。

インドの過酷な環境下では、いつ死ぬか分からないと言っても過言ではありません。人が溢れかえった満員列車から落ちてしまうことも珍しくなく、不衛生な水からいつ病気をもらうかも分かりません。

そのため、今日1日を無事に終えることができただけで神様に感謝をし、毎日のようにお祭りが行われています。

そのような背景から、インド人は「今自分がどうしたいのか」を最優先し、圧倒的に今できることに集中しています。

それに比べると日本人は、「老後2,000万問題」「人生100年時代」などの流行の言葉に表れているように、将来への意識がとても強いですよね。それだけ恵まれていると思う反面、”今この時”をないがしろにしてはいないか、と考えさせられました。

わたし自身も、「仕事で成功したら」っていう意味不明な条件をつけて、後回しにしてきたことがたくさんあります。例えば、親、彼氏、自分の喜びなどです。

たくさん稼げるようになったら両親にいくらでも旅行をプレゼントしてあげられる!と思って頑張っていたのですが、そうこうしている間に、母はもう足腰が弱って、たくさん歩くような旅行がしんどくなっていました。ホント、わたし何やってんだろうって思いましたよ。

あなたの中にもありませんか?将来のために頑張るあまり、後回しにしている大事なこと。この機会に考えてみてはいかがでしょうか?

人からの評価を気にしない

ここまでのお話からも分かるように、インド人は後悔する生き方をしたくないと強く思っています。だからチャレンジ精神も旺盛。日本人を見て「なんて小さく縮こまっているんだろう…」と感じてしまうのだそうです。

そんな彼らは「人からの評価」についてどう捉えているのでしょうか?



それはシンプルに、結局のところ人の気持ちは神様にしか分からないので、どうこう考えてもしかたがないのだそうです(笑)

もう、本当にその通りですよね。

あなたは、人からの評価や、カッコ悪い失敗を見られることを気にして、やってこなかったことはありませんか?

わたしは、このメス塾で記事を投稿するだけでも、いつもドキドキですよ。まだアクセス数なんてほとんどないくせに、前職の人に見られたらどうしよう…なんてね。

でもインド人のやりたい事に素直なマインドを知ったら、なんてちっぽけなことを気にしてるんだろう、と思えてきます。

やりたい事があるけど人からの評価が怖い…そんな気持ちが見え隠れした時には、インド式マインドを見習って吹き飛ばしてしまいましょう!

まとめ

わたしたちの心がフッと軽くなる、インド人の素晴らしいマインドをシェアさせていただきました。

日本ではごく普通のことが、インドでは奇跡。そんな環境の違いから生まれる、考え方の違いに、大事なことをたくさん学ばせてもらいました。

他にも「この国も素敵だよ」「記事にしてほしい」もしくは「書きたい」などあれば、お問い合わせフォームからぜひ教えてくださいね。

参考:栃久保 奈々『インド式 壁の乗りこえ方』自由国民社