かつてのあなたは、目標を立ててバリバリやれる人だったはず。男性と同じ土俵で戦って、気づけば“目標マシーン”みたいになってたあの頃…
でも今は違う。
“目標”って言葉を聞くだけで、体が拒否反応を起こすようになった自分に気づいているのでは?
そんなあなたへ、女性はこんな風に目標と向き合ったらいいんじゃない?というアイディアを提案させてもらいますね。
もくじ
目標が嫌になったあなたの本音
あなたの頭の中、こんな感じじゃないですか?
- 達成できなかったら“ダメな人”みたい
- 目標に追われるのがプレッシャー
- どうせ達成しないし、立てても意味なし
- そもそも目標が思いつかない
- 強制されるとやる気ガタ落ち
それ、全部正しい。成果・数字・スピード・合理性…そんな男性基準のビジネス社会で長く頑張ってきた女性なら、むしろ自然な感覚です。
女性の心と体のリズムとか、感情とか、余白とか、そういうのをガン無視で来たんだから。そりゃ疲れるって。
それでも伝えたい1つのこと
それでも、やっぱり、目標は立てたほうがいいと思うんです。ただし、
目標=達成するもの
この概念は、もう捨てよ?
達成?そんな重たい意味づけは、別に必要ないんです。
目標はただの“感情のスイッチ”
目標って、ドミノの最初の一押しみたいなもんなんですよ。
- なんかちょっと気分が上がる
- 思い浮かべるだけでなんか動きたくなる
- 少しだけ未来の自分にワクワクできる
そのくらいの“感情の変化”が起きれば、それでOK!
それ以上の難易度にするから、苦しくなる。達成するために自分を締め付けるなんて、ナンセンスです。
採用基準は「テンションが上がるか」どうかだけ
目標を見てもテンション上がらないなら、目標にするべきではありません。
少しでもワクワクするなら、即採用。
数字も、期限も、計画もいらない。テンションが上がるかどうかだけを見ればいいんです。
達成より“行動の変化”に価値あるから
目標ができたら、きっと今までの自分なら選ばなかった行動を、何かしらやることになるでしょ?
- SNSで見る内容が変わる
- カフェに寄って考える時間をとる
- 気になってた本を手にとってみる
- 手帳にいつもと違う予定を書く
とかね。そんな微々たる変化でも、行動が変わると、世界がちょっと動き出す。それを楽しめばいいんです。「今日の私、今までとは違うどんな行動しちゃうのかな!」ってね。
達成したかどうかなんてホントどうでもいい。大切なのは変化を楽しめたかどうかです。
楽しんでいるうちに、いつの間にか何かを成し遂げているはずだから。それが当初決めた目標と違ってたっていいんじゃない?行動して、変わったことに価値があるんだから。
まとめ
もし、目標を立てる気力がほんの少し戻ってきたなら、もうあなたを縛り付けるような目標はやめよう。
テンションがちょっと上がるくらいでいい。あなたみたいに頑張れる人は、スイッチさえ入れば勝手に動くから。
そしてちっちゃな変化を楽しんだその先に、いったいどんな世界に行き着いているのかを楽しみに進んでいくのみです。一緒に頑張りましょう!
参考『ユニークな行動を取れる人がいつも考えていること』池田 貴将 著(サンクチュアリ出版)
