見せかけのバリキャリをやめて本当の自分で生きる3ステップ

見せかけのバリキャリをやめて本当の自分で生きる3ステップ 喜びを感じる練習

もう疲れた…今から”ゆるキャリ”にキャラ変できたらどんなに楽だろうか…

そんな気持ちでこの記事に辿りついたあなたに、わたしも実践してきた、本当の自分で生き直すためのリハビリ方法をお伝えします。

大きく次の3ステップを行います。

  1. 好き・嫌いを知る
  2. 好き・嫌いを選んでいく
  3. 好き・嫌いを公言する

それぞれ詳しく見ていきましょう!

好き・嫌いを知る

昔から真面目な私たちは、好き・嫌いを感じるセンサーがかなり鈍くなっています。○○したいというよりは、○○したほうがいい。我慢もできる。そんな選択の連続が、バリキャリ風の自分を作ってしまったのではないでしょうか?

小さい頃を思い出してください。

好きだから・嫌いだから」

ただそれだけの判断基準で思いのままに行動してきませんでしたか?あの頃のように、自分の好き・嫌いをはっきり知ることが最初のステップです。

好き・嫌いを紙に書き出していく簡単なワークがあります。やり方はこちらの記事にまとめています。

【ノートワーク】1日10分!自分はいったい何が好きなのか分からないあなたへ

【ノートワーク】1日10分!自分はいったい何が好きなのか分からないあなたへ


このリストアップを繰り返し、封印していた好き・嫌いを思い出しましょう!

好き・嫌いを選んでいく

次のステップでは、日常生活の中で好きを選び、嫌いを避けることをしていきます。

ここでポイントなのが、好きな「こと」ではなく、好きな「感情」を選んでいくということです。

好き嫌いと、それにまつわる感情を書き出した例


例えばわたしの好き・嫌いはこんな感じになりますが、ここでいう好きの5番目「ホテルステイ」自体ではなく「のんびり」や「優雅な感じ」になれる身近なものを選んでいくということです。

のんびりとしたカフェ


イメージとしては、外で作業する場所を選ぶときに、安いからという理由だけでマックに行くのではなく、少しでものんびりな気分を味わえるカフェを選ぶ、という感じになります。

同じように「セカセカする」という嫌いな感情を避けるので、例えば無理に小走りして目の前の電車に乗るよりは、あえて次の電車にするなどです。

そんなリハビリの日々を過ごしてみてください。

すると、だんだんと自分の気持ちに素直な選択ができるようになってきて、「自分はこういう人」の輪郭がはっきりしてきます。

これはわたしの体感ですが、「自分はこういう人」をはっきり自覚していると、常に堂々といられるようになります。何があっても「だってわたしってこうなんだから仕方ないじゃん」と思えてくるのです。

好き・嫌いを公言する

自分の好き・嫌いがはっきりしてきたら、日常生活の中でそれを公言する練習をしてください。

  • カレーが好きです
  • ご飯作るのは好き、でも洗い物は嫌い
  • Excelの表計算は苦手です、手伝ってもらえたら嬉しいです


こんな感じです。

迷惑に思われるんじゃないか、と心配になるかもしれませんが大丈夫です。公言するのは周りの人にとってもいいことなんですよ。

だってあなたも、カレーが好きですって言ってもらえた方が、ランチの店決めるとき気持ちよくないですか?Excelの表計算苦手ですって言ってくれたら、より得意な人に頼んで効率的に成果を出すことができます。

だから気にせず、リハビリだと思ってどんどんやってみましょう!

無理してない、本当の自分でいられる心地よい状況づくりを、周りの人も手伝ってくれることになります。

わたしもリハビリしています

洗濯物が溜まってしまった様子


以前のわたしは、予定カツカツの駆け抜けるような日々を過ごしていました。

ゴミ出しの日を忘れるなんてしょっちゅうだし、洗濯機回してなくて明日つけるブラジャーある⁉︎ってくらい余裕がなかったけど(笑)本当はのんびり余裕のあるライフスタイルが好きでした。

みんなと仲良くなれて交友関係が広い、そんなアクティブな女性に寄せようとしてたのですが、本当は1人で静かに過ごすのが好き。人と会うのは程良くにしないと疲れちゃうんです。

これが本音ですよ。

それが自分でも分かり、周りの人に言えるようになってからは、心地よい人、心地よい状況が周りに固まってきたなと感じています。まだまだリハビリ中ですけどね!

見せかけのバリキャリを演じてても、絶対いつかガタがきます。他の誰かになろうとしたって、自分は自分でしか生きられないのですから。この3ステップで、あなたの環境も好転するといいなと思います。