社会人経験も長くなってくると、ふと、これは自分が本当にやりたい事なのか?と考えることがありますよね。SNS等で見る、自分の好きなことを仕事にしている人が眩しくて、さらにモヤモヤしたり…
だからといって、自分はいったい何が好きなのか分からない。
今回は、そんな私が教えてもらって、自分の「価値観」を見つけられたやり方をシェアします。これは特に女性に向いているやり方で、繰り返し取り組むことで自分が本当に大切にしていることが浮き彫りになってきます。
とても簡単なノートワークなので、紙とペンを用意してぜひやってみてください!
ステップ1:準備
まずノートサイズくらいの適当な紙を用意します。
真ん中に線を引き、左に好き、右に嫌いと書きます。
そして左右それぞれ、1/2くらいのところに線を引きます。
こんな感じです。

ステップ2:好きなもの・嫌いなものを書く
線を引いた左側に、好きなもの・嫌いなものを書き出していきます。
もの、こと、人など思いつくものは何でもいいので書いてみてください。
私ならこんな感じです。

10個くらい出せるのが理想ですが、最初のうちは10個も書けない方が普通なので、無理せず書けるところまででOKです。
なかなか思いつかない時は、衣・食・住・人で考えていくと良いです。例えば、衣→どんな服が好きかな、食→食べ物は何が好きかな、と言うイメージです。
難しく考えず、思いつくままに書き出すのがポイントです。
ステップ3:そのとき感じる感情を書く
今度は線を引いた右側に、そのものに対して抱く感情を書いています。
ワクワクする、ほっとする、ゾクゾクする、イライラする、、など何でもOKです。

例えば、私の場合はこのような感じになり、「優雅な感じ」とかそれ感情なの?などご指摘あるかもしれませんが、ここでは細かいことは気にしないでください(笑)。とにかく自分の中から出てきた言葉で表すことが大切です。

ステップ4:共通項を見つける
一通り書き出してみると、何度も何度も出てくる感情があると思います。それらに印をつけてみましょう。
私ならこんな感じになります。

そう、この印をつけた感情こそが、自分の価値観のかけらになっているのです。
左側には自分に合っている価値観が、右側には合わない価値観が表れています。それらを読み解くことで、「自分はこう在りたい」という価値観が見えてくるはずです。
例えば私の場合は、のんびりしているのが好きで、セカセカするのが嫌いという志向が強いようです。その他要素も合わせて読み解くと、「余裕のある自分でいたい」という価値観が今とてもしっくりきています。
最初はしっくりこなくても大丈夫です。繰り返しやることで、だんだんと好き・嫌いがはっきりしてきて、自分の輪郭が整ってきます。そして感情の表現も、よりしっくりくる言葉に近づいていくのです。
まとめ
いかがでしたか?実はこのやり方は、「感情を大事にする」という女性本来の性質に則しているので、やりやすいと感じた方が多いのではないでしょうか?
この一連の流れで10分くらいだと思います。1回でじっくり取り組むよりも、日を改めて何度も何度もやるのがおすすめです。私は今でもふとした時に紙に書いています。女性の好みや価値観はコロコロ変わりますからね。
好きだから好き、嫌いだから嫌い、ただそれだけ。シンプルにいきましょう。