この「勝手に回答」コーナーでは、世の数ある質問サイトの中から見つけた女性のリアルな質問に、「メス塾」的視点から勝手にお答えしていきます。
今回のお題
考えすぎて決められない。治すコツはありますか?
という質問です。
仕事選びや人生など、何かを始めたり決めたりする時に、あれこれ考えすぎて時間がたつばかり。考えすぎて眠れなくなることもあるとのこと。
周りからも考えすぎだと言われるし、もっと力を抜いて生きたい!というお話でした。
…頭の中がこんがらがって苦しい様子が伝わってきますね。あなたもそんな風になることがありますか?
治すコツ?もちろんあります!それにはまず、なぜこんなに苦しいのか、から回答させてください。
本当は直感で決めるタイプなのでは?
世の中には、直感で決める人と、よく思考して決める人がいますよね。
これには、1つの要素として性別の差が関係しています。
カラダの性別とは別に、精神的な男らしさ・女らしさを表す言葉で、男性性・女性性というものがあります。一部の例をあげると、
というように、真逆の性質となっています。
どんな人でも両方を持ち合わせているのですが、今回のご質問者さまは「思考」という男性性が強く働いている状況です。
でも、もしそれが辛いというのであれば、本当は女性性が強いかたなのに、うまく発揮できていないのかもしれません。
本当は直感で決めるのが得意なのに、無理して思考で決めようとするので、そりゃ頭がこんがらがるのも無理はありません。
次にお伝えする具体的な方法で、直感の力を取り戻していきましょう!
手や体を動かす
まずは、その働きすぎてしまう思考を止めたいものですが、止めろと言われて止められるものではないですよね。
実は、それを強制的に止める方法があります。それが手や体を動かし続けることです。
例えば料理のシーンを思い浮かべてください。ひたすら餃子を包んだり、ひたすら人参の千切りをしている時って、頭の中が無になるような感覚がありませんか?
このように、人は単純作業を続けていると瞑想状態になると言われています。手や体を動かしながら、思考をぐるぐるさせることが出来ないようになっているのです。
ジョギング、ウォーキング、ジムのマシーンを使った運動はもちろん、料理やお掃除、整理整頓、カラオケなどでも良いでしょう。
思考がぐるぐるして辛い時には、まずはそうやって頭を無にしてみてください。思考が止まってくれると、やっと直感を発揮しやすくなります。
よくある話で、全然関係ない時に、歩いていたらふと良いアイディアが浮かんだりするのはこういうことです。
感性を磨く
女性性の大きな特徴は「感じる」ことです。でも育った環境やキャリアによって男性性を強く使ってきたかたは、感情を抑えて思考する癖がついています。
ですので、ずっと抑えてきた「感じる力」を取り戻す練習も、考えすぎを治すのに有効です。
映画を見て感動するのは、特に良い方法です。
芸術や自然に触れて「美しいなぁ」と思うこと、スポーツを見て興奮すること、質の良いものを食べて「美味しいなぁ」と感じることなど何でもOK!
日々の中に、感性を磨くための時間を意識して取り入れてみましょう。
時間をあげる
女性性の力は、ゆったりとした時間の中で発揮しやすいものです。そのため、時間が無かったり焦って決めようとする場面では、直感がうまく発揮できません。
可能であれば自分に時間をあげてください。
締め切りが迫っている場合には、無理やり決めてしまうのではなく「もう少し考えたいので、時間を頂けませんか?」と申し出てみるのも良いと思います。自分だけで完結する内容であれば、今すぐに決めなくてもいい、と自分への期日を先延ばしにしてあげてください。
そうやって自分を余裕のある状態にしてあげると、直感を受け取りやすくなります。
まとめ
「考えすぎて決められない。治すコツはありますか?」という質問に勝手に回答してみました。
まずは、本当は直感で決めるタイプなのに、無理して思考していないかと疑ってください。
そして、応急処置としては手や体を動かして思考を断ち切ること。今後のリハビリとしては、普段から感じることや、ゆったりと過ごすことを心がけてください。
きっと、頭ではなくて心が、どうすれば良いか示してくれるようになりますよ!
他にも何かモヤモヤしている事があれば、お問い合わせフォームからも気軽にご質問くださいね。内容精査のうえ、「メスに戻る」という観点からお答えさせていただきます!