プライドが高くていじられるのが苦手な人向け!上手ないじられ方

プライドが高くていじられるのが苦手な人向け!上手ないじられ方 可愛くなる練習

昔から勉強もデキるし、仕事もデキるし、人からバカにされるスキがほぼ無かったわたしたち。

珍しく「いじられ」なんてした時には、どんなリアクションをしていいか分からないですよね。言葉に詰まったり、笑ってごまかしたり…

わたしもそんな1人でしたが、最近たまたまいじられる環境に入った事をきっかけに、「いじられ方」を科学しました!

今回はそれを同じように悩めるみなさんと分かち合いたいと思います。

いじる側の心理

いじられる時って、なんだか下に見られたように感じてムッとしませんか?

もしそう感じているなら、それは大きな勘違いです!

いじりは愛情なんですよ。

いじる側は、あなたとコミュニケーションを取りたいと思ってくれています。普通の会話でもいいけど、少しでも面白くしたい。その取っ掛かりとして、たまたま「いじる」を選んだだけなのです。

あなたを下に見ているとか、馬鹿にしている訳ではありません。ですので余計なことを考えず、いじってもらえた事を純粋に喜んでくださいね。

やってはいけない対応

これをやってしまったら、もう2度といじってもらえなくなります。今のあなたは大丈夫でしょうか?

ムッとする

これは先程お伝えした通り。
いちいち真に受けてムッとしていては、冗談通じないなーと思われてしまいます。

笑って流す

いじる側には「期待しているリアクション」というものがあります。それなのに笑って流されたらいじり甲斐がありません。後ほど詳しく解説します。

面白く返そうとする

下に見られたようでしゃくに障るので、舐められないように面白い返しをしてやろう、なんて考えてはいませんか?

ダメです。これはあなたが笑わせる番ではなく、笑わ”れ”ることで楽しくなる会話だからです。

このように、ある程度お笑いのルールをわきまえていないと滑る可能性があります。どうしても面白く返したいかたは、後に紹介する上級編を使ってください。

上手ないじられ方

では、具体的ないじられ方を初級・中級・上級編に分けてご紹介します。

例として、会社に着て行った私服がちょっとラフ過ぎて、「今日パジャマ?」といじられるシーンで解説します。

初級編 

否定する

いじる側は、どんな反応を期待していじっているかというと、それは否定されることです。

「今日パジャマ?」
「違いますよー!!」

このやり取りがしたいのです。

ですので、いじられ初心者のかたは、シンプルに否定すればいいのです

怒る

同じ否定するという意味で、怒るのもいいですね。

「今日パジャマ?」
「ちょっとー!!」

もちろん、どちらも冗談っぽく、困った表情で言うのがポイントですよ。

どう返していいかと困ったら、否定したり怒ったりする。これだけで100点満点です!

中級編

肯定すると見せかけて否定する

心に余裕のあるかたは、ちょっと乗っかってから否定する、というのをやってみてください。

「今日パジャマ?」
「そうなんです朝時間なくて…って違いますよー!!」

「朝時間なくて」とちょっと乗っかった所で終わりにしちゃダメですよ。今回はあなたが笑わせる番じゃありません。相手は自分の発言によって笑いが起きるのを期待していじっているのですから。

初級編である「否定する」を確実に押さえたうえでアレンジしてみてくださいね。

上級編

思いっきり肯定する

どうしても面白く返したいかたは、相手の意表をつくのがおすすめです。いじる側は、否定されるのを期待していじっていますから、逆に思いっきり肯定すると、面白くなります。

「今日パジャマ?」
「いやいや昨日もですけど!」

「今日パジャマ?」
「誰が寝起きみたいな顔じゃ!」

こんな風に、今日の私服がパジャマみたいな事を全肯定して、さらに自分からもっと下を取りにいくのがコツです。

何度も言うように、あなたが笑わ”れ”ることで楽しくなる会話だからです。

否定するポイントをずらす

相手の期待通り否定するのですが、え、そこ?っていう所を否定して意表をつきます。

「今日パジャマ?」
「違いますよー、寝間着って言うんですよ」

「今日パジャマ?」
「違いますよー、パジャ~マです(英語的発音で)」

ここまできたら、もはや芸人さんですね。

参考:芝山 大補『おもろい話し方 芸人だけが知っているウケる会話の法則』ダイヤモンド社

まとめ

プライドが高くていじられるのが苦手なわたしたちが、簡単にできる返し方をご紹介させていただきました。

とにかくシンプルに否定する。冗談っぽく困った顔をする。これだけは反射的にできるように頭に叩き込んでおきましょう。

上手く返せるようになると、いじられるのも良いものですよ♪一緒に練習していきましょう!