小さい頃から”真面目ちゃん”として生きてきたけど、そんな自分の真面目なところがどうも好きになれない…
面白い話もできないし、ふざけたりするのも恥ずかしいし、もっと軽いノリで生きてみたいな…なんて思ったことがあるのではないでしょうか？
でも、あなたのその性格は「長女だから」そうなのだと分かったら、自分の魅力としてスッと受け入れられると思うんです。
今回はそんな兄弟姉妹と性格の関係についてシェアしていきます。
長女の性格の特徴
親ときょうだいは、わたしたちにとって1番最初の人間関係です。その関係性の中で、基本的な性格が形成されていくと言われています。
例えば長女であれば、生まれた時は親からの愛情を100％注がれ、のほほんと育ちます。
ですが下の子ができると、今まで自分にだけ向いていた愛情が、一気に奪われてしまいます。今度はお姉ちゃんとして、面倒を見たり、お手本となったりすることを期待されます。
そこで、期待通り「しっかり者」になって、もう一度お母さんを振り向かせようと頑張るのです。
そんな流れから、大人になった長女には、一例として次のような性格の特徴があります。
羽目を外せない
飲み会やカラオケには行くけど、どうもみんなみたいに羽目を外せなくて、どこか乗り切れていない自分に冷める瞬間ってありますよね。
昔からガリ勉だったから、遊び下手なのかな…と思ってたけど、そうじゃないんです。それ以前に「長女だから」なんです。
長女は、下の子ができてからは「お姉ちゃんなんだから」と言われて育ちます。すると、しっかりしなきゃ、と甘えたい気持ちを我慢したり、行動を抑える癖が無意識のうちについていきます。
だから大人になっても、羽目を外しきれず、どこか制御が掛かってしまうんですね。もう長年染み付いていることなので、仕方ないです。
でも、わたしたちはそれで良いんです！
だって、羽目を外せる盛り上げ役がいて、わたしたちみたいに横でそっと笑ってくれる役がいるから、その場が成り立つのですから。そう思いませんか？
真面目すぎて面白みがない
こんな事を薄々感じていませんか？
これも上記と同じ理由からくる長女の特徴です。
しかも、妹や弟というのは、わたしたちみたいな長女的責任感が無い代わりに、みんなを楽しませようというサービス精神が養われていくので、余計に自分の真面目さが際立ちます。
わたしも大学までの”遊びがメイン”だった頃は、この真面目さがデメリットに感じて「あーもっと面白くなりたーい」と願ったものです。
でも、仕事をするようになってからは、大きなメリットに変わったと感じています。真面目な仕事ぶりが、評価されない訳がないですからね。
それに、ちょっとふざけただけでも好感度がバク上がりします。わたしたちの「真面目そう」は今となっては得なんですよ！
まとめ
いかがでしたか？ほんの一部ですが、長女の性格の特徴と、そうなる背景を紹介させていただきました。
今までは好きになれない自分の性格だったかもしれないけれど、生まれ育った環境がそうしてくれたんだと思うと、なんだか尊いと思えてきます。
真面目・面白みがない・お堅いって言われるかもしれないけど、それが長女のわたしたちなんですから。胸張っていきましょう！
そうそう、ここでは触れなかった内容で、仕事のシーンで気を付けたほうがいい性格の特徴もあるので、よかったらこちらの記事もチェックしてみてくださいね。
参考：多湖 輝『「長女」がわかるたのしい心理学』新講社